アクアラインはミネラルウォーター事業を、医薬品・健康食品卸売の河上薬品商事(岐阜県関市)に譲渡することを決めた。祖業である水回りサービス支援事業に経営資源を集中させ、業績の向上につなげる。資金繰りが苦しいことから、事業譲渡で得られた資金は当面の運転資金に充当するとしている。譲渡先の河上薬品商事はミネラルウォーターの仕入れ先。当該事業の直近売上高は16億2500万円で、プライベートブランド用ミネラルウォーターや備蓄用保存水、ウォーターディスペンサーなどを取り扱っている。譲渡価額は約5億円。譲渡予定日は2024年6月28日。水回りサービス支援事業はキッチン、バス、トイレなどのトラブルの解消や、関連製品の販売・据え付けなどで構成する。

追記事項
2024/06/24
譲渡価額を約4億5500万円に訂正した。