アステナホールディングスは子会社のイワキ(東京都中央区)を通じて、住建情報センター(横浜市)からヘルスケア事業を取得することを決めた。健康・美容関連製品のダイレクトマーケティング事業強化の一環。住建情報センターは自然素材を全面採用した「無添加住宅」で知られるが、多角化分野のヘルスケア事業でも無添加にこだわった美容液、石鹸、シャンプー、サプリメント(栄養補助食品)などの独自商品を手がけている。取得価額、取得予定日はいずれも非公表。イワキは健康回復・維持・向上につながるサービスや製品を展開。コロナ禍に伴う生活様式の変化によるEC(電子商取引)市場の拡大やセルフヘルスケア市場の需要増などに対応し、ダイレクトマーケティング事業の成長加速を目指している。