アスラポート・ダイニングは、ジャパン・フード&リカー・アライアンス(JFLA)を株式交換により完全子会社化することを決議した。アスラポート・ダイニンググループは「牛角」「どさん子」などの外食フランチャイズを中心に全国で814店舗の飲食店を展開するほか、欧州や米国で食料品の卸・加工・輸入販売を行っている。一方、JFLAは醤油・調味料、清酒などの製造販売のほか、フランス料理の食材やワインの輸入販売を手がけている。両社は2015年に業務資本提携を結び、販路の拡大やオリジナル商品の共同開発などで協業しており、アスラポート・ダイニングはJFLA株式をすでに41.89%保有する。食品業界では消費者の節約志向に加えて、原材料や人件費などのコスト上昇が続いており、同一グループとなることで両社の強みを強化し、より高付加価値なサービスの提供を目指す。株式交換比率はアスラポート・ダイニング1:JFLA0.9で、JFLAの1株に対しアスラポート・ダイニングの0.9株を割り当てる。株式交換実施予定日は2018年8月1日。
アスラポート・ダイニング<3069>、ジャパン・フード&リカー・アライアンス<2538>を株式交換で完全子会社化
