エフピコは、積水化学工業傘下の積水ヒノマル(熊本市)からプラスチック製食品容器の製造・販売を行う成形品事業を取得することを決めた。積水ヒノマルの成形品事業は練り物、塩干、明太子など水産物向けに各種容器を取りそろえ、様々な食品加工業者と取引がある。このため、エフピコは新たな販売ネットワークの拡大などを見込んでいる。取得する成形品事業の直近売上高は51億8000万円。取得価額は非公表。取得予定日は2020年10月1日。積水ヒノマルは1947年設立で、積水化学工業が約94%を出資している。同社は成形品事業のほか、アグリ事業(肥料・植薬、ビニールハウスなどの園芸資材など)、社会インフラ事業(管工機材、住宅資材など)を手がけている。
エフピコ<7947>、積水化学工業<4204>傘下の積水ヒノマルからプラスチック製食品容器の成形品事業を取得
