カワタは、水処理装置製造販売を主力とするレイケン(東京都中央区。売上高22億4000万円、営業利益1億800万円、純資産3億7700万円)の全株式を取得することを決議した。カワタはプラスチック形成関連を主力とし、新製品の開発など競争力強化によるマーケットシェア拡大を図るとともに、電池、食品、化粧品などの新規販売分野の開拓・拡大に注力してきた。レイケンの子会社化により、レイケンの持つ熱管理技術や水処理技術を活かした太陽光発電、環境などのエネルギー関連、半導体関連業界へのアプローチ強化を図り、さらなる競争力強化・収益力強化などの相乗効果を狙う。取得価額は6億2500万円。取得予定日は2012年4月2日。