トーホーは、シンガポールの業務用青果卸売会社Fresh Direct Pte Ltd(FD社。売上高23億2000万円、当期純利益2億3900万円、純資産11億2000万円)と、同じく同国で青果加工業を手がけるKitchenomics Pte Ltd(KITO社。事業開始に向け準備中。純資産4900万円)の全株式を取得し、子会社化することを決議した。トーホーは2015年から業務用食品卸事業の海外進出に乗り出し、現在、シンガポールに3社、マレーシアに1社の現地子会社を持つ。このうちシンガポール子会社3社における青果の取り扱いは少量にとどまっていたことから、FD、KITO両社の子会社化によって販路を取り込むなど同国での事業拡大につなげる。FD社の株式取得価額は39億8000万円。KITO社の株式取得価額は4900万円。株式取得予定日はいずれも2018年10月1日。