バローホールディングスは傘下の中部流通(岐阜県多治見市)を通じて、合成樹脂原料・製品やインテリア商品の販売を主力とする昭和フイルム(大阪市。売上高64億1000万円、営業利益1億6800万円、純資産23億5000万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。中部流通はバローグループ内のスーパーマーケットやドラッグストア、ホームセンターが扱うPB(プライベートブランド)商品などのパッケージの企画・デザイン、軟包装フィルムの供給を手がけ、親和性の高さから相乗効果が期待できると判断した。取得価額は非公表。取得予定日は2023年4月12日。昭和フイルムは1968年に設立。合成樹脂製品は包装用や食品用、住宅部材用のフィルムなど、インテリア商品は食卓、キッチンで使う室内装飾品や生活雑貨品などを扱っている。
バローホールディングス<9956>、合成樹脂原料・製品など販売の昭和フイルムを子会社化
