ポーラ・オルビスホールディングスは、化粧品の販売を手がけるpdc(東京都港区。売上高27億円、営業利益800万円、純資産5億100万円)とフューチャーラボ(同。売上高13億5000万円、営業利益△2億3400万円、純資産12億1000万円)の全株式を譲渡することを決めた。主力のビューティケア事業で中高価格帯の商品や、顧客と直接接点を持つチャネルに経営資源を集中するのが狙い。譲渡価額はそれぞれ12億円(ほかにアドバイザリー費用など)。2016年11月以降に譲渡予定。pdcはドラッグストアなどでのスキンケア商品販売を目的として1992年に設立された。譲渡先はミツバチ製品や健康食品の通信販売を手がける山田養蜂場(岡山県鏡野町)。フューチャーラボは2003年設立で、TV通販やWeb通販を通じた化粧品の販売を手がける。譲渡先は機能性食品素材開発・販売のファーマフーズ(京都市)。
追記事項
2016/11/01
11月1日付で譲渡が完了したと発表。