マーチャント・バンカーズは、食品製造機械製造の旭工業(東京都青梅市。売上高3億1900万円、営業利益1500万円、純資産1億3100万円)の全株式を取得し、子会社化することを発表した。旭工業は全自動リフト式蒸気熱殺菌冷却装置を主力製品とする中堅工作機器メーカーで、国内の有力食品メーカーが主要な販売先。旭工業は創業者の引退に伴いマーチャント・バンカーズに承継することとした。マーチャント・バンカーズは、同社の今後の成長戦略として、急激に成長する中国ほか東アジア地域の加工食品需要を踏まえ、マーチャント・バンキングビジネスのノウハウを活用し、海外からの受注拡大や現地生産による製造コストの低廉化などを共同で進めていくとしている。取得価額2億1800万円。取得予定日は2011年8月17日。