ユーグレナは、同社が開発する微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)を使った機能性食品や化粧品の卸売事業を手がけるユーキ(新潟市。売上高6億4100万円、営業利益3600万円、純資産1億3600万円)とアート・コーポレーション(福岡市。売上高8億9100万円、営業利益1億700万円、純資産2億800万円)の2社を株式交換により完全子会社化することを決めた。株式交換実施予定日は2015年5月1日。ユーキとアートは兄弟会社で、全国1万3000以上(2013年12月末現在の累計)の販売店舗網を形成する大口OEM(相手先ブランドによる生産)取引先。ユーグレナは2社の販売網や販売ノウハウを取り込むとともに、物流・システムの統合によるコスト削減が見込めると判断した。一方、ユーキとアートはユーグレナのブランド力や商品開発力を活用することで、販売力のさらなる強化を図る。株式交換は変動性株式交換比率方式を採用する。ユーキ1株およびアート1株につき対価として交付されるユーグレナ株式の割当株数について、効力発生日(2015年5月1日)直前の一定期間におけるユーグレナ株式の平均株価をもとに決定する。
追記事項
2015/04/24
株式交換比率はユーグレナ:ユーキ=1:3998、ユーグレナ:アート・コーポレーション=1:51に決定したと発表した。ユーキ1株に対してユーグレナの3998株を、アート1株に対してユーグレナの51株を割り当てる。