食品スーパー運営のリテールパートナーズとマルキョウは、2017年3月1日をめどに経営統合することで合意したと発表した。リテールパートナーズを完全親会社、マルキョウを完全子会社とする株式交換を実施する。リテールパートナーズは中四国・九州地方、マルキョウは福岡県を中心に事業を展開する。人口減少や高齢化で総合スーパーやドラッグストアなどとの競争が厳しくなる中、両社の経営資源やノウハウを統合し競争力の強化を図るのが狙い。マルキョウは2月24日に上場廃止となる予定。リテールパートナーズは2015年にスーパーの丸久(山口県防府市)とマルミヤストア(大分県佐伯市)が統合して発足した。現在、食品スーパー144店舗、ディスカウントストア26店舗を運営する。マルキョウは福岡県を中心に88店舗を展開している。経営統合後の連結売上高は約2300億円、経常利益は約75億円となる見込み。株式交換比率は未確定。
追記事項
2016/10/21
株式交換比率はリテールパートナーズ1:マルキョウ1で、マルキョウの普通株式1株に対して、リテールパートナーズの1株を割り当てる。